会社で先輩と話をしていてふいにああ、こういうモードがあれば
面白いかもなぁとエロゲのシステムをだらだら考えていました。


・解説モード


囲碁のテレビ中継で棋士が石を置いた後に
今後の展望や置いた石の解説を解説者の人たちがするというシーンを
ちょこっとでも見たことのある人はそれを思い浮かべてもらえればわかりやすいです。


ストーリーが進んで選択支が画面上に表示された際に
画面に解説モードのボタンが点滅。


それを押すと解説キャラクターの先生と助手の女の人が登場。
今までのストーリーの流れに対する解説と共に各選択肢を選んだ際の今後の流れを
解説してくれます。


  1.先輩の肩に手を回す
例)先生「1の選択支ですが、これは失着ですね」
  助手「失着ですか。えーっとどういったところがまずいのでしょうか」
  先生「まず、お相手の先輩は露骨に主人公を嫌っておりますね、
     これは選択肢前の主人公に対する攻撃的な態度より明白です」
  助手「先ほどまでの態度はツンデレで言う所のツンと考えれば
     先輩は焦らしに入っているという考えもありえるとおもうのですが」
  先生「ありませんね。初心者は誤解を起こしやすい所ですが
     ツンであってもそこは女性、少しでも気になる男性に向かい
     足に唾吹きかけるようなことはいたしません」
  助手「なるほど、ではこの手は水に油を注ぐだけということですね」
  先生「そうなります」


というように選択肢後の流れが分かったり、好感度アップかどうかが
わかったりするシステムになっています。
現在、多くのエロゲーにおいてもはや、選択肢が単なるユーザーに対する
クリアへの負荷要素になっていることに対して
「選択肢を楽しむ」という観点は売りになると思います。


また、逆に囲碁などで最初死に石としか見えなかったのが
対局を進める上で重要な役目を担うなどということもあることと結びつけて
あえて途中でまずい選択肢をとらなければならないのを暗に示すなどというのも
面白いかもなぁと思いました。