「アリスソフトの硬直化が気になる」
とそれに対する「反論」を読んで。


Half Moon Diaryの中の方の
「フルプライス作品で完全な新規の企画がが少なくなっている」
というのは、アリスが会社を安定して経営していこうと考えた際に
リスクの高い新規の企画をロープライスに回して
失敗のリスクを軽減をしているのではないかと思います。
この行為自体はどの業界、どんな企業でも普通に行っていることだと思います。
また、ポジティブな見方をすれば
本来フルプライスではリスク面からゴーサインを出せない新規の企画に対して
ロープライスなら再考の余地があったりと言う面もあるのではないでしょうか。
実例として、妻みぐい、妻しぼりがいい例だと思うのですが
妻みぐいという「挑戦」があってそれがユーザー支持されたからこそ、
妻しぼりというフルプライス作品が発売できたのではないでしょうか。
このユーザーからの支持、販売実績を製品に反映した流れは、
当たった作品の続編という側面もありますが、
コンテンツの育成が順調に実を結んだ結果でもあるのだと思います。
結果だけを見て硬直化というのは自由ですが
視点を変えて物事をもう一度捉え直してみるべきではないかと思います。


個人的には今の時代に1ブランドのソフトハウスで新作=フルプライスという
方針を未だに持ち続けている会社があればそっちの方が危ないと思います。