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花×華読了。

花×華 (電撃文庫)

・電撃の今月分で何も買う物がなかったので苦渋の決断。
　一縷の望みをかける。
・打ち砕かれる。開始三十ページで１回目のノックダウン。
　今時「女の子二人同時告白→両方学校一の美少女→廻り嫉妬」の
　糞フォーマットでベッタベタの展開は勘弁して下さい…。

　
　（仕切り直す為、１時間程買い物に出かける）

・色々あって読み終えました。
・中盤以降もラブコメシーンは続きますが、
　相変わらず面白くないです。
　女の子Ａと女の子Ｂがそれぞれ攻勢をかけてきますが
　スキスキ言ってるだけで駆け引きゼロだし。
　主人公もどっちかを選ぼうとかいう意思をみせないですし。
・映画作成と映画の内容もざっと枠をなぞってはいますが
　細部が余り描かれずざっくり流れを流した感じで
　ヒロインの凄さや、出来た映画の出来がどう凄いのか今一伝わりませんでした。
・唯一、ヒロインの悩みを解決する主人公の行動のシーンは
　感情移入しやすい切れの良い啖呵と安易な決着に流されない
　上手い落とし所がついていて新鮮味があって面白かったです。
・これ続刊するの？ここで終わらすのが一番完成度が高い気がします。