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久しぶりにラノベで面白かった。
- 作者: 佐々原史緒,倉藤倖
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 文庫
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- 作者: 佐々原史緒,倉藤倖
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/12/25
- メディア: 文庫
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書店で1巻の表紙を見た時点で
タイトルが肌に合わなかったのと
表紙があんまりにも昔のラノベの空気を出していて
地雷くさいと思ったんですが
横にあった二巻が割と絵柄路線修正風味だったのと
1巻2巻ともラクロスの棒を持ってたのでスポ根物と信じて購入。
で、読んでみたら面白かったです。
とりあえずラノベ読みは自分を含めて
ラクロスなんかとは縁のない人種が大半と思うのですが
わかりやすい所から足場を固めてくれていたので
謎スポーツだったラクロスが微妙にわかりました。
あとはハードカバー系みたいに妙に微に細に描写するんじゃなくて
キャラ優先でストーリー性は重視するが
試合描写や練習描写をおざなりにしない感じで終始書かれていたので
読みやすくて良かったです。
文章的には見得の切り方がかなり上手くて作中のストレスを
一巻単位でちゃんと発散させてくれてるのは嬉しかったです。
アソーさん、依奈、千果辺りの啖呵は凄いビビッときました。
で、3巻の予定ないのかなーと作者さんのHP探してみたら
人気の問題で以後続刊予定は限りなく低いとのこと…。
やっぱりラノベでスポーツはきついのです。
それにしてもファミ通文庫は走って帰ろう!、カーリー、暴風と
気に入ったものが続刊続かない完璧な鬼門文庫になっています。
走って帰ろう!と暴風はかなりの良ライトノベルなだけに残念。
あー、続刊を願いますー。